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2008年5月20日 (火)

正当な判断を

本日5月20日午後一時半から、
木下あいりちゃんを殺害したホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告の、
控訴審第四回公判が行われています。

最初に、父・建一さんが意見陳述をされる予定です。

この日は、これまで弁護側が申請してきた被告の精神鑑定や心理鑑定、
検察側が証拠請求してきた被告のペルーでの性犯罪歴や遺族が集めた署名
の採否も行われる予定です。



「神様がおきめになる」
「悪魔がしたことで自分は悪くない。自分の中に悪い心はない。」
という責任逃れの発言を、裁判官が単なる精神病として、刑事責任能力がないと
判断されないことを願います。
被告は、ペルーで性犯罪を重ねて、いられなくなったために日本に来ています。
これは、明確な意思ではないでしょうか。
また被告は、あいりちゃんの時にだけ「悪魔が入った」といっていますが、
ペルーで自分が犯した性犯罪については、きっぱり黙秘しています。
ということは、自覚があるということの証拠だと思います。

建一さんがおっしゃるように、人の罪は国境を越えれば消えるものではありません。
犯罪は、被告の過去の行動が十分に判断材料になるのではないでしょうか。

被告は「事件後祈るようになったから悪魔が入ってきたことはない」といいます。
刑務所を出たあとも、本当にそう有り続けるでしょうか?
拘置所の中には何も誘惑がありません。
社会に復帰した時、多くの誘惑に取り囲まれて本当にその状態が保たれるので
しょうか?
被告が行った1992年12月12日の性的暴行事件の捜査記録に、
犯行の一部を認める一方、「悪魔が乗り移った」と供述し、暴行に関しては
「覚えていない」と述べていることが残っています。
このとき、被告が悪魔のせいにせずに、自分自身に弱点・欠点があることを認め、
自分自身を正そうとしていたなら、その後罪を重ねることも、あいりちゃんが犠牲に
なることもなかったのではないでしょうか?
被告が「私の心に悪意はない」といい続ける限り、矯正の可能性はなく
再犯することが目に見えてます。

弁護側は「前歴は前科ではなく量刑に影響する事情ではない」と主張します。
しかし、人の罪を正しく判断するには、量刑などに関係なく前歴を判断材料に
しないことにはできないことだと思います。

そして、署名のほとんどは、遺族が必死になって集めたものです。
各地から届けられたメッセージには、ひとりひとりの切実な気持ちが込められています。
裁判官にはその遺族の思いを汲み取り、ぜひとも受け取っていただきたいと思います。


子どもに対する性犯罪を、被害者の人数や計画性の有無、前科の有無だけで、
「矯正が不可能なほどの反社会性があるとは言い切れない」という
一審の判断は到底納得できるものではありません。

性暴力は悪質性が低いというのか?

人の命の重みは数なのか?

性犯罪に計画性が矯正の可能性にどれほど影響するというのか?

前歴があっても前科がなければ再犯しないといえるのか?

どうか、遺族も国民も納得の行く判決文を願います。


stophannzai

木下あいりちゃんHP STOP犯罪 星になった「あいり」 http://stophanzai.web.fc2.com/

遺族に温かい支援の声を届けてください

「あいりのことを忘れないで」「悲しい事件は二度と起きてほしくない」

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