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2007年6月 5日 (火)

性犯罪の実態

性犯罪は、加害者は男で被害者は女と思われがちの様です。

確かにその方が多いことはそうなのですが、加害者が女で被害者が男ということもあるのです。特に男の子が被害者になることは加害者が男や女に限らず有ります。「女の子は警戒心が強いので男の子にした」という犯罪者も実際にいます。

男性が被害に遭った場合は、精神上の被害はより深刻なようです。

また、加害者は見ず知らずの他人よりも、顔見知りや身内の方が圧倒的に多いのです。父親、祖父、兄、いとこ兄に被害に遭ったという話を聞きます。中には、実の娘が小学生になるころに、子供に対して興味を持ち始めた父親が「他人の子だと表ざたになるから自分の子にした」というのもあるのです。

私はむやみに人々に不安感を与えたくはありませんが、実態を知っていただいた上で、性犯罪を未然に防げるものは防いでいただきたいと思っています。

私の近所の公園には、最近毎日のように、不審な若い男性を見かけます。大体3時から4時の辺りに現れては、男の子を見ています。男の子が居ないときは女の子に寄っていきます。子供が保護者連ればかりだと公園を離れていきます。他のお母さんによると、ある日は何人かの男の子に話しかけてだんだんと「ああして」「こうして」と要求をし、男の子の股間に足を入れていたそうです。子供とプロレス遊びをしているような感じではなかったと言ってました。(私達は不審情報として警察に届けることにしました。)

小学生にもなると、男の子は特に保護者無しで公園に遊びに来ます。これは、男の子だから大丈夫という保護者の意識の表れです。

また小学一年生の女の子が、防犯ベルを持って一人でやってきますが、話を聞いていると、どうも「防犯ベルを持っているから大丈夫」という安心感があるようです。大人が小学一年生を抱き上げてどこかに連れ込むことは、人目がなければ容易に出来ます。防犯ベルを鳴らす前に取り上げることは容易です。実際には恐怖で声も出ず体も動かないものなのです。小学一年生には、「もう大きいから大丈夫!」と言うわりには、不審者と自分を守ってくれる人の区別がつきません。

どうか子供の危機管理能力が身につく10歳までは、男女関係なく、地域の見守る目がないところに子供だけで行かせないで下さい。

そして、お子さんが異性の兄妹なら、小学生であっても、兄妹が二人きりにならないように気をつけてあげてください。(これは小学生の時に実兄に性暴力を受けた方からのアドバイスです)

性暴力は被害を打ち明けることが出来るのと出来ないのとでは、その苦難を乗り越えるのに大きな違いが生じます。男性が被害に遭った場合や身内に被害に遭った場合はなかなか被害を打ち明けることが出来ません。

どうかもし、被害を打ち明けられた時は、信じてただ聞いてあげてください。嘘をついていると否定されることや無かったことかのように忘れるように言われることは、被害者にとって前向きになる道を立たれることなのです。

 「星になったあいり」お願い!悲しい事件はもう二度と起きてほしくない。もっと生きてもっと笑ってもっと遊びたかったんだよ。

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コメント

うちの娘が5歳のころ親戚の5年生の男児に性的いたずらをうけたと聞きました。
「誰にも言うな!」と言われ小さいながらも、我慢しなきゃと思っていたそうです。
娘が思春期に入り自分の体が女に変わっていくことで、その悪夢が思い出されて、悩んでいたようです。現在その男児は大学生、そのお母さんは中学校の教師をされ、自分も同じ道を歩もうとされています。本人は10年も前のことで覚えてもいないかもしれませんが、被害を受けた娘はずっと引きずったままです。その母親というのは主人の妹で、このことを打ち明けることすらできないでいます。
単なるいたずら…でも許すことできません。

投稿: | 2009年8月22日 (土) 15時30分

お嬢さんがお母さんに被害を打ち明けることができたこと、お母さんが娘の言うことを信じることができたことが、とても救われます。

「よく我慢し続けてきたね。すごく辛かったね。お母さんに打ち明けてくれてありがとう。あなたは何も悪くないよ。心配しなくても大丈夫よ。」とお嬢さんに、感謝の気持ちとお嬢さんに対するお母さんの愛情を伝えてあげてくださいね。

甥ごさんは、覚えてないふりをするかもしれませんが、決して忘れてはいません。

その母親である義妹に話したところで信じてくれないかもしれません。

でも、その甥ごさんが今どういう青年かどうかによって、もし彼が教師になったとき、その生徒が被害に遭うこともあるかもしれない。彼がそういう性癖がなかったとしても、従妹にしたことを悔い改めない限り、子ども達に教える立場としては相応しくなく、子ども達に悪影響を残すことでしょう。

そして何より、被害に遭った本人が加害者に自分がどんなに辛い思いをしているかを伝えることは、加害者の更生に役立つだけでなく、被害者本人の回復に重要なことです。

一度、お近くのCAPにご相談されてはいかがでしょうか?きっと適切なアドバイスをもらえることと思います。

投稿: hiroko | 2009年8月23日 (日) 08時46分

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